【太古の世界へタイムスリップ・ヤップ】
4つの島を中心に100を超える小島と環礁から成るヤップ。ミクロネシア諸島において伝統文化が最も色濃く残るこの島では今なお石の貨幣が流通し、酋長が絶対の権限を持っています。女性は草で編んだスカート、男性はスーといわれる腰巻などの民族衣装を身にまとっています。
そんな彼らの姿を目にしたあなたは「悠久の世界」へ引き込まれた感覚になるでしょう。
ヤップダイビングの目玉はなんといってもマンタ!! ヤップはマンタに出会える確率が高いことでよく知られています。本島近辺には相当数のマンタが定住しているのですが、貿易風が吹いて海が荒れても、冬は西のリーフ、夏は東のリーフといった具合に移動する場所があるので、1年を通してどこかしらでマンタに出会えるのです。このように、夏用・冬用のマンタポイントが用意されているのは、世界中ここだけといっても過言ではありません。特に、5月、11月はマンタが移動する時期なので、島の両側でマンタが見られることから、更にマンタ遭遇の確率が上がると言われています。